憂国のモリアーティ第6巻
わたしは憂国のモリアーティ大好きで、アニメ、ミュージカルと観てきましたが、ようやく漫画を読み始めました。
憂国のモリアーティを6巻まで読んだので、ミュージカル版を思い出しながら印象に残ったことを書いていきたいと思います!
ミュージカル憂国のモリアーティは2.5次元ミュージカルですが、コスプレ感が少なく違和感なく観られる作品だと個人的には思います。
演奏はピアノとヴァイオリンの生演奏というのもおすすめポイントです。
そして演者たちの綺麗な歌声と耳に残るメロディーはとても心に残ります。
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漫画とミュージカル両方を観て感じたこと
ミュージカル版はかなり原作に忠実に作られてました!
オリジナルなのかな?と思っていたところも原作にちゃんとありましたね。
漫画を読んでてもミュージカル版のキャスト陣の顔が浮かんでくるので、ミュージカルのクオリティの凄さを改めて感じます。
またミュージカル版で歌われる歌詞も漫画のセリフに使われているものばかりで、「あ、あの歌の歌詞はこのセリフからかー!」と読んでて楽しかったです。
それにしても、漫画のキャラとミュージカルのキャストのクオリティが本当に違和感なく素晴らしい。
違和感あるとすれば、主人公のウィリアムくらいかな。やはり金髪キャラは難しいでしょうね。
ミュージカル版レストレードはお笑い担当的なポジションになってますが、漫画でもけっこうお調子者警部でびっくりしました。
ミュージカル版を知ってから読むと舞台の映像が蘇ってより楽しく読めました。
印象に残ったシーン画像付き
・伯爵殺しでシャーロックが逮捕された場面
牢屋の鍵を勝手に開けたり、俺を逃してくれ、というシーンも実際に漫画に描かれていました。
漫画版は馬車の馬が暴れた隙に逃げてましたけど、ミュージカル版は日替わりになってて面白かったシーンです。
憂国のモリアーティ3巻
伯爵家の事故現場でのシーンで、ミュージカル版でシャーロックが「屁こいた」って言うシーンはオリジナルかと思ってたんですけど、これも漫画にありました。
いや、ちょっとごまかし方雑すぎない???
・二人の探偵の名シーン
列車内で起こった事件を解決するためにシャーロックとウィリアムが推理するシーン。
憂国のモリアーティ5巻
伯爵殺しの事件の後、犯人のホープを殺せば犯罪卿の正体を知れたのにそれをしなかった自分にイライラしているシャーロック。
そのことでワトソンに当たってしまいワトソンと喧嘩中の時に列車内で偶然ウィリアムと出会います。
その時のシャーロックの喜びようがすごい。
憂国のモリアーティ4巻
シャーロックがウィリアムにブラフをかけたときの隣にいるルイスの慌てようが面白い。
憂国のモリアーティ4巻
ミュージカル版でもその場面はルイスの緊張感がわかります。今この場で殺すか!みたいな物騒なことを歌ってました。
そんな明らかに慌ててる顔してたらシャーロックにバレそうですけどね?
シャーロックは目の前のウィリアムしか見えてなかったんでしょうね。
その後事件が起きて二人で事件を解決する流れとなります。
容疑がかけられたワトソンも無事解放され、シャーロックとワトソンも仲直りして一件落着です。
・アイリーンの美しさ
憂国のモリアーティ6巻
漫画でもアニメでもミュージカルでもアイリーンは美しかったです。
ミュージカル版は大湖セシルさんが演じられてました。めっちゃ綺麗…。
国の機密文書を盗んでしまい、自分ではどうすることもできなくなってしまったアイリーン。
美人だけでなく頭も良すぎるアイリーンはシャーロックに助けを求めて接触し、シャーロックとワトソンの221Bへ押しかけます。
男装して接触して家に帰ったアイリーンがお風呂に入るシーンがありますが、ミュージカル版は影で演出されてました!実際にウィックを取ってました!!
憂国のモリアーティ5巻
最初は鬱陶しがってたシャーロックも、アイリーンのこの世界を良くしたいという強い気持ちに心動かされます。
初めはなんだこの女?状態で、ハドソンさんも敵視しててまるでシンデレラの意地悪なお姉様のようでしたね。ここはミュージカル版で歌になってて面白かったです。
憂国のモリアーティ6巻
しかしアイリーンは犯罪卿と接触し、取引に応じます。政府からアイリーンを守るためにシャーロックは考えますが、自分ではアイリーンを守れないことに苛立ち、犯罪卿の元へ行くことが1番良いという結果に。
アイリーンの命を必ず守る約束をし、アイリーンと別れます。
憂国のモリアーティ6巻
アイリーンが最後にシャーロックに好きだと伝えますが、「嘘だな」と笑うシャーロック。
アイリーンは嘘をつく時に左眉が上がる癖があるらしいのですが、アイリーン自身それを知っていました。
シャーロックは驚きあたふた。最後までアイリーンに振り回されていて、貴重なシーンだと思いました。
アイリーンは犯罪卿の仲間となり、アイリーン・アドラーは死にました。
そして新たにジェームズ・ボンドが誕生します。
憂国のモリアーティ6巻
ここのシーン、ミュージカル版でも髪を切るんですよね。
女ではなく男として生きることになりますが、アイリーン切り替え早いなって思いました。
そしてジェームズ・ボンドの彼もかっこいいんですよね。
今後彼も活躍していく姿が見れます。
それにしてもMI6にすんなり入って任務を行うってアイリーンできる女すぎませんか??
シャーロックはアイリーンは死んだと伝えられましたが、ボンドが接触したことで気付いたようです。
生きていればまた会える。
憂国のモリアーティ6巻
ここもミュージカル版で演じられていました。
大湖セシルさん宝塚で男役と女役をされていたそうなので、さすがの男役!って感じのビジュアルです。でもgood nightは一言すぎてちょっと違和感があった気がします。
頑張って低く出してる感がありました。
それでもかっこいいんですけどね。
まとめ
今回は漫画6巻までとミュージカル版で印象に残ってるところを書かせてもらいました。
ミュージカル版はかなり原作に忠実なことが分かりました。
今回はアイリーンの美しさが際立ったお話で、
ミュージカル版でもアイリーンは美しかったです。
シャーロックがアイリーンに振り回されるシーンは貴重ですし、守りたいのに自分では守れない苛立つシーンも必見です。
それもアイリーンという人物が、自分を犠牲にしても世界を良くしたいと強く願う人物だったからでしょう。
殺されることをしでかしてしまったけれど、殺されていいわけじゃない。というシャーロックの言葉は強く印象に残っています。
階級社会で差別が根付いたこの世界に、自分を犠牲にしてでも世界を変えたいという人物が犯罪卿以外にもいました。
平民上がりの大女優アイリーンですが、その時代に平民からのしあがったと考えると相当な実力の持ち主だったんですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
少しでも気になった方は漫画でも、ミュージカルでもアニメでも、憂国のモリアーティを観ていただけると嬉しいです!
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