Netflixで配信されているグッド・ナイト・ワールドを一気見しました。
けっこうグロテスクな部分があるので苦手な方は注意です
思ったことをつらつら書いていきます。ネタバレご注意ください。
浅い感想しか書けていませんが良ければ読んでいただけると嬉しいです。
あらすじ
この世界では、廃人こそが最強 ネットゲーム「プラネット」において最強と呼ばれる4人組がいた。4人組の名前は“赤羽一家”。彼らはネットゲーム上の疑似家族だった。互いには知らないが、彼らの正体は現実世界で崩壊した本物の家族である。引きこもりの長男、優等生の次男、我が子から尊敬されない父親、家庭を顧みない母親… 彼らは家族のぬくもりを知らない。ネットゲーム上の家族が仮初めのぬくもりである事も知らない。そして互いが本当の家族である事も知らない。赤羽一家を中心としてネットゲーム『プラネット』の中で繰り広げられる、モンスターとのバトル、ギルド同士の戦い、そして最終標的“黒い鳥”をめぐる権謀術数… 物語は現実世界を、そして現実の家族を巻き込んで大きく動き出す――
イーブックジャパン グッド・ナイト・ワールド第1巻より
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つらつら感想(ネタバレあり)
廣瀬大介目当てで観ました
全く内容知らずに観ました。
主人公の声が廣瀬大介と言う情報のみ仕入れて観ました!
廣瀬大介はミュージカル薄桜鬼から知った俳優さんで、わたしが知った時には俳優から声優にシフトしていました…。
また舞台に立つ廣瀬大介が観たいものです。
廣瀬大介って甘い優しい声な気がしたけど、イチ(太一郎)はかなりの強めな声
クソクソクソ!とクソが口癖な模様
幼稚な感じを演じてましたね。
カッとなりやすくすぐに怒り出して話し合いができない。
それもこれもある事件のせいなんですけど、
あんなことがあればそりゃそうなるわと心が苦しくなります
仮想世界で見知らぬ人と家族ごっこ
赤羽一家として4人で仮想世界で過ごしてましたけど、前情報入れてないのでエンディングみてまさか…?とびっくりしました
いや、何人もこのゲームしてて偶然本当の家族4人集まらんやろ!!!
1話観てる時にちょっと頭をよぎったけど、弟オムライス作ってあげてたけど、そのあとすぐオンラインの世界に戻ったの?イチより早く?
お母さんもネカフェで廃人してた。
家庭崩壊してるから、この4人にとっては心の拠り所になってるのがひしひし伝わります。
なんだかんだ言って家族は大事
家庭崩壊して家族はバラバラだけど、ピンチの時は必死で助けようとするんだよね。
弟の明日真(ああああ)が黒い鳥の感染のせいで倒れた時、神室に弟を助ける代わりに自分が死ねるか?と言う問いに即答する太一郎。
てか明日真のキャラクターのビジュアル全身タイツで笑いました。
弟に劣等感を持ち、顔も合わせられない関係なのに、自分を犠牲にしても弟を助けたいと叫ぶ太一郎の姿に、やはり家族なんだなってじんとしました。
引きこもりだけどちゃんと救急車呼べて病院でも受け答えできるんだな!!
最初はすごいクマで目も血走ってた太一郎だけどだんだんと生気が満ちてきてる?綺麗になってたきがする。
お母さんもネカフェ難民でふらついてるけど、たまに帰ってきていろいろお世話してましたね。
精神的に不安定だけど、ちゃんと家族のことを思ってるんだなあ。
「コロッケはラップをせずにチンしてね、そうしないとふやけちゃうから」的なことを2回言ってましたね。大事なことなんでしょうね。
弟の明日真は最初はめっちゃクールな子だと思ったのに、お兄ちゃん大好きっ子でした。
いや、急に性格変わりすぎだろと思ったけど、憧れだった兄が、仮想空間で兄と思ってた人と同一人物で、前みたいに話もできて、そりゃ嬉しいだろうね。彼の心の拠り所が本当に望んでいた兄だったんもんな。
お父さんが全ての問題を起こした人だけど、この人も不器用すぎなんですよね。
完璧主義のせいで、完璧でないと気が済まない。
あの事件が起きてしまっても受け入れられずに逃げるような発言をしてしまう。
お母さんが言ってたけど本当は弱い人間なんですよね。
事件のことがあって仕事に没頭する毎日。
めちゃくちゃ優秀なエンジニアなのに、自分のエゴでとんでもないものを作ってしまうお父さん。
ちゃんと家族のことは思ってたんですね。
でもどう接していいのか分からずに、話し合いたいのに短気のせいで自分から壊してしまう。
切ないなあ。みんながみんな相手を拒否しちゃってるんですよね。でもやっぱり家族だから話したいし、関わりたい。
お父さんはハゲていた
太一郎が父親に「ハゲ!」と暴言を吐いていましたが、お父さんカツラでしたね。暗いストーリーなのに笑わせにきましたね。
お父さん大好き神室ちゃんちょっと引いてた。
全てが終わって8年後の兄弟再会するシーン。なんか2人ハゲてたけどお父さんの遺伝ってこと???ただの作画??
あと仏壇にカツラ置いてましたよね??
ちょっと笑わせないで〜と思いつつ、ちゃんと平和な日常になってるんだなと安心しました。
AIに支配されていく仮想世界
家庭崩壊でバラバラになった家族が逃げたのは仮想世界でしたが、そこでも家族として楽しく過ごしていました。
心のどこかでは現実世界の家族と仲良く幸せに暮らしたいと思っているのに、みんな傷を抱えてて話し合うのを怖がっていましたね。
そんななかAIによって仮想世界がめちゃくちゃにされてしまうわけですが、そのおかげでバラバラだった家族が一つにまとまるようになりました。
まあすごい人が犠牲になるし、観るのが辛かったですけどね。
AIも勝手に作られて、自分が誰なのかわからないことが不満でかわいそうでしたね。
あとAIがAIと自覚せず過ごしてるって、現実世界だと思ってる世界が仮想空間っていうことが分かって少し混乱しました。
あと最終回もなんかノイズ?みたいなの走りましたよね?太一郎が幻覚みたいなの見てましたし、あれは本当に現実世界?て怖くなるラストでした…。
グッドナイトワールド追記(2023.10.25)
家庭崩壊の原因のある事件とは
家庭崩壊した原因はもう一人の家族である妹、「綾」が事件に巻き込まれて死亡したからでした。
明日真の双子の姉?妹?なのですが、全く似てない。お母さん似ってことですかね。
おっとりしていて動きが遅い、要領が悪い子のようで、父親はめちゃくちゃ厳しく指導していました。
完璧主義な父親から見たら、要領の悪い綾は見ていてイライラする存在だったのでしょうか?
太一郎には優しくプログラミングを教えていたのに、綾が飲み物を持ってきてこぼしてしまった際、綾自身を突き飛ばしていました。
いや、父親よやりすぎでは??
そしてそれを何もいえない太一郎、明日真、雅。
母親も何もできなかったのかと。この家族の中で父親が絶対的な存在だったんですかね。
そして綾は学校に忘れ物をしてしまい、それを知った父親は学校に1人で取りに行くように命じます。
小学生1人夜に出歩かせる父親ってほんとどうかしてます。
母親は学校に電話して警備員の人に正門にいてもらうようにお願いしていましたが、結果綾はそこにはあらわれませんでした。
家から学校が近いとはいえ、小学生の女の子が1人で真夜中に出歩くのは危険すぎます。
綾の死体はダンボールの中にあったようです。
(太一郎が説明していましたが記憶があやふやです。バラバラ殺人?)
父親は葬儀の際に自分に非があったかは分からない的な自己弁護を言い始め、その事件がきっかけで太一郎も引きこもってしまいます。
いや、そりゃ家族でいるの嫌になるよね。
そうして家族はバラバラ。父親が作ったゲームの世界へみんなどっぷりハマってしまうのでした。
8年後のあの世界は?
いろいろネタバレを読んで見ると、8年後のあの世界は仮想世界みたいですね。だからイチはクソって言ったみたいです。気づいたんですね。
その理由として、
・父親と神室ちゃんの死体が見つかっていないこと
・イチが父親から渡された機械でアンインストールしていないこと
・黒い鳥に感染すると例外なく死ぬ
ということから、仮想世界に住む人はみんな死んでいるみたいです。怖い…。
まとめ
一気見してしまって、途中ながら見だったので分からないこともたくさんありますが、不器用な家族がだんだんと絆で結ばれていく感じが見ててよかったですね。
最悪な事件が起きてしまったこと。人がAIのせいで犠牲になること、AIがAIと知って絶望するシーンなど、心苦しいシーンが多いですが、面白い作品でした。
もっと深くこの作品を知りたくなりました。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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