サムの趣味blog

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やりがいのない仕事に悩む独身女性の心の葛藤

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お題「「やりがい」を感じる瞬間」

 

わたしは今の自分に不安があります。

やりがいのない仕事、平日は仕事と寝るだけの毎日、貯金も少ない。

 

どうして私は今も独身で、向いているとは思えない仕事をしているのか。

わたしは仕事に「やりがい」を求めるタイプでした。お金とか休日数とか全く考えず、とにかく自分がしたいことをしたい!というタイプでした。

(ごめんなさい。こっからただの愚痴というか悩みを吐き出します)

 

 

10代のころからお菓子を作ることが好きで、学校から帰ると毎日ケーキを焼いていました。母に本屋さんでお菓子のレシピ本を買ってもらったとき、祖父母にお菓子作りの道具を揃えてもらったとき、あの時の喜びは今でも覚えています。

 

スポンジケーキから始まり、レシピ本に書かれているすべてのお菓子を作ってやるぞという勢いで毎日作っていたあの頃の自分のエネルギーはすごいなと思います。

「帰ったらシュークリーム作ろう~」とか「学校で作ったお饅頭が美味しかったから家でも作ってみよう」とか、思ったらすぐ行動にうつせていた自分が今更ながらすごい。

 

あるときは食パンを作ってみたくなり、レシピを見ながら作ったのですが、すべて失敗。全然うまくいかなくて一人で全部食べて証拠隠滅していたのを思い出しました。

生焼けだったような気もするのですが、よくおなか壊さなかったな…。

 

どうしてこんなに毎日お菓子を作っていたのでしょうか。ただただ自分が作りたかったというのもありますが、美味しいと言って食べてくれる家族がいたからでしょうね。

美味しい美味しいと喜んでもらえることが私にとってのやりがいだったのでしょう。

 

大学までずーっとお菓子作りを趣味として続けて、私は飲食店へ就職しました。

 

ここが私の人生の失敗ポイントでした。

いろいろあって就活をあまりせず、内定をもらえた飲食店へ就職したのですが、本当にもっと頑張ればよかった!!!

あの頃に戻りたいくらい後悔しています。

 

自分が今までしてきたお菓子作りは趣味程度。プロには到底なれない技術レベルでした。お菓子で人を幸せにしたい!なんて思っていた私は自分のレベルの低さに打ちのめされ、デカい壁にぶつかったのです。

そしてその壁は越えられませんでした。未熟だ~~~~~~~~~~~~~。

 

趣味のままにしておくべきだったと後悔しています。

 

 

10代からずっとお菓子作りばかりしてきた私なので、他の道なんて全く考えていなくて、あの時は本当に自分を見失いました。私には何もない。できることがない。

やりたかったことは挫折した。もう戻りたくない。

もともと自信満々タイプで、自分のしたいことをしてきた私は、初めて挫折を経験して、あの頃は本当に本当に絶望していました。

 

でもまだ若かった私。根本にあるのは「人に喜んでもらいたい」それが私の「やりがい」です。

次に私はアクセサリーショップの店員になりました。お客様が婚約指輪や結婚指輪、プレゼントのアクセサリーなどを求めに来店されます。

一生に一度の結婚指輪を一緒に選べるあの空間は本当に幸せな時間だったと今でも思います。

 

ここでは幸せなカップルたちの接客をするので、自分自身も幸せな気分にさせてもらえたし、自分が好きな商品を思いきりアピールできるこの仕事はとっても楽しかったです。

自分が好きなものをお客様に気に入ってもらって購入してもらう。

この接客方法は間違っているのかもしれませんが、当時の私はやりがいに満ちていました。

 

この仕事は、上司に接客方法を変えるように言われましたが納得できず、25歳で辞めました。ここも失敗だったのかも。自分がしたいようにできないからと辞めましたが、あのやりがいや達成感は本当に他では味わえない快感だったなあと思います。

 

 

その後はなんか疲れてしまって、とりあえず事務でもやるか。と適当に仕事を決めました。このころになると、もうやりたいことなんてなかったです。20代後半になるともう仕事でやりたいことが見つかりませんでした。

このころの私の頭の中は結婚結婚結婚でした。

 

若いうちに結婚してしまおう!そうすればこの先なんとかなる!子供が欲しい、子育てしたい、旦那に美味しいごはんやお菓子を作ってあげたい!

仕事よりも結婚に全力投球していました。自分、甘すぎるぞ!!

あーーーーーーーーー25歳に戻りたい。

 

 

まあ結果は全滅でした。30代、今も独身です。

20代後半のような、結婚にとらわれていた私はもういませんが、もっと20代うまく生きたかったなあ。

友人の結婚式が増え、どんどん純粋な気持ちで「おめでとう!」と言えなくなる自分が本当に嫌で嫌で仕方なかったです。

 

婚活もたくさんしてきましたが、なかなかいい出会いに巡り合えず、あれだけ自信満々に生きてきた私の自信は今は底辺です。

 

何もやる気がでない。何もできることなんてない。何にももっていない30代女のいっちょうあがり!

 

仕事には「やりがい」を求めていた私。今はなーんのやりがいもない仕事をしています。

仕事中ずっと”これが私がしたいことなの?”と自問自答しています。

でも30代にもなると、もう挑戦したくないんですよね。飛び込むのが怖いんです。

接客業に戻りたいかと自問してみると、全力で相手のために接客できるのか?

「人に喜んでもらえることがやりがい」と分かってはいるものの、そこに飛び込むのは躊躇ってしまうんですよね。

楽なほうへ楽なほうへ向かう自分に、情けなさを感じます。

そしてなんとなくしている仕事に不満を募らせているんですよね。情けない…。

 

去年の9月にこのブログを初めて、文章を書く楽しさを思い出しました。

中学生のころは小説とか書いてたな~(黒歴史)どうしてあんなに妄想ができたんだろう(厨二)

イラストもたくさん書いていました(黒歴史②)頭の中のイメージを絵に描けるって、才能ですよね。今はまったく書けません。書きたくてペンと紙を用意するのに、書けないんですよね~~~。

 

いろんな人のブログを読んだりもしますが、すっごくみなさん上手なんですよね。

どうやってこんなに読ませる文章を書けるんだろう。どうしてこんなに楽しく読んでしまうんだろう。

私もそんな文章を書けるようになりたいものです。

 

こうして冷静に考えてみると、私の思う「やりがい」って、自分本位なのかもしれないな、なんて思いました。

喜んでもらえることがやりがいですが、果たして本当に相手が喜んでくれているのか?私は本当に相手のことを考えて行動できていたのか??

自分が気に入ったものだから、相手にも気に入ってもらいたい、相手にも知ってもらいたい。それは本当に相手のためにしていることだったんだろうか。

 

多分違っていて、結局私は自分勝手に相手に押し付けていたのかもしれません。

もっと相手のことを考える必要があるんですよね。

今もブログを書いていて、自分が気に入った商品のレビューをしていますが、読者目線で書けているかといわれると、できていないように思います。

せっかく楽しくブログを始めたのだから、もっと頑張らないとな~。

 

私にとっての「やりがい」は相手に喜んでもらえること、それで達成感を味わえること。

これが自分本位ではなく、本当に相手のことを思って行動できるようになりたいです。

 

これだけ書いておいて、結局何が言いたかったんだろう。お題とは??

多分、やりたいことに向かって突っ走っていた昔の自分に戻りたいのかな。

無条件に未来は明るいと思ってた自信満々の私にもう一度なりたいですね。30年も生きると人生そんなに甘くないって知っちゃったのでもう無理ですけどね。

 

ここまで読んでくれた方がいらっしゃるか分かりませんが、読んでいただいてありがとうございました。